RIKYUU.JP

ハーブティーの効能と効果を紹介

深蒸し茶の効能と入れ方

更新日:

深蒸し煎茶とは

煎茶は葉の酸化を抑制するために、高温で蒸します。その蒸し条件は100℃で20~30秒で、その後に95℃の熱風下で30分の粗揉み、続いて34℃で40分の中揉み、そして90℃の火室で40分の精揉みを行い、最後に30分程乾燥させて仕上げられます。
一方で、深蒸し煎茶は、その名の通り蒸し時間を一般の煎茶に対して長く、深くしたもので、蒸し時間は一般の煎茶の2倍の40~60秒程度です。この様に、一般の煎茶に対して蒸し時間を長くした煎茶を深蒸し煎茶と呼び、次項の様な特長を持ったお茶となります。

蒸し工程の意味と深蒸し煎茶の特長

煎茶における蒸し工程は、酸化を抑制するためと説明しましたが、この点をもう少し詳しく説明したいと思います。
高温で蒸すことで、茶葉にある酸化酵素の働きを止め、茶葉の色を緑色に保たせる事ができます。また緑色を保持すると同時に、この工程で植物の持つ青臭さを取り除く効果もあるのです。
この蒸し時間の長さによって、お茶の味と香りとお湯で抽出した際の色と言う基本的な煎茶の性格が決まると言われています。
蒸し時間が長いほど、揉み工程で茶葉の細胞膜が破壊されやすくなり、抽出したお茶は濁る傾向を示し、その色は淡い緑色から濃い緑色へと変わります。
また、少し渋みを持ったスッキリとした味から、まろやかでコクのある味へと変化して行きます。さらに、新鮮な感じの香りは、深く蒸すほど淡くなっていきます。
従って、深蒸し煎茶は、一般の煎茶に比べて緑色が濃く、少し濁った感じのお茶となり、その味はまろやかでコクがあり、新鮮で緑臭い香りが淡くなります。
また加工して仕上げられたお茶は、蒸しが深いほど茶葉が崩れて細かな感じに仕上がっています。このため、急須にお湯を入れて浸出する時間は、30秒程度と短めにするのが美味しいお茶の淹れ方です。

煎茶についてはこちら

煎茶と緑茶の違い?効能と副作用は?

目次1 煎茶とは2 煎茶の効能効果3 煎茶の副作用デメリット4 煎茶の入れ方飲み方4.1 その他の緑 ...

続きを見る

深蒸し煎茶と煎茶の有効成分差

深蒸し煎茶も、煎茶も茶葉は同じで、製造工程も蒸し時間以外はほぼ同じで、美味しく頂く淹れ方も同じとなります。また栄養素には大きな違いはありません。
しかし、深蒸し煎茶は仕上げられたお茶が細かくなる為、一般の煎茶では茶葉に残ってしまう食物繊維やβカロチン、ビタミンE、ミネラルと言った有効成分も抽出されます。
抽出したお茶の色が鮮やかな濃い緑色になっているのは、茶葉の細かい粒子が浮遊しているためで、深蒸し煎茶を頂く時には、最後に湯のみの底に残ったこの細かい茶葉を合わせて飲むと煎茶以上に有効成分が摂れます。

 







-緑茶

Copyright© RIKYUU.JP , 2018 All Rights Reserved.